結婚指輪のデザインは流行に左右されず、自分自身が気に入ったものを選ぶことをおすすめします。古くから受け継がれているアンティークなデザインなら時間が経っても飽きがこず、着け続けるほどに愛着が増していくこと間違いありません。
結婚指輪にも流行があるって本当?
結婚指輪にも他のジュエリーや強いてはファッションと同じように流行があります。海外セレブが身に着けている指輪が新たなトレンドを作ることもあれば、ジュエリーブランドの新しいデザインが話題となって似たようなデザインの指輪が他のブランドからも発売されてトレンドが拡大していくこともあります。指輪の幅が広いか細いか、大きなダイヤモンドがひとつなのかメレダイヤを複数埋め込むのかなど、トレンドはその年によって少しずつ変わりながら数年単位で繰り返すことも少なくありません。しかし、少なからずバージョンアップしていくので、まったく同じ流行が繰り返すことはないのです。
アンティークなデザインとはどんなもの?
結婚指輪におけるアンティークなデザインとは、本物の骨董品の指輪にも採用されているような古くからあるデザインを取り入れたものを指します。すぐに移り変わっていくトレンドを追い求めるよりも、古くから受け継がれたアンティークのデザインの指輪は懐かしさの中に親しみを感じさせ、長く愛着を持つことができます。シンプルな中にも高いデザイン性を感じられるこういったデザインの指輪は、今もなお根強い人気があるのです。
代表的なデザインには、「ソリティアタイプ」と言って指輪の中央にダイヤモンドを一粒置いたものがあります。王道とも言えるシンプルなデザインですが、存在感抜群で他の指輪との重ね付けにも向いています。主役となるダイヤモンドの周りにメレダイヤを囲ませた「メレタイプ」も、より華やかさを増すデザインとして人気があります。
「ミルグレイン」は、指輪の縁に小さな粒の模様を一周分打ち付けていくデザインのことです。上品かつどこか懐かしい雰囲気の指輪となり、人気があります。永遠の幸せを連想させるそのデザインは、二人のことを見守っているかのようです。
「エタニティタイプ」はメレダイヤを指輪の表面に一周埋め込んだもので、とても華やかなのに派手過ぎないところが人気となっています。「ハーフエタニティ」と言って指輪の半周だけメレダイヤが埋め込まれたデザインは、エタニティよりも実用性が高いことから人気が急上昇しています。
本当にそれでいい?流行の結婚指輪を選ぶメリットとデメリットとは
流行の結婚指輪を選ぶメリットは、最先端のデザインの指輪をいちはやく身に着けられることです。その指輪を見た同僚や友人は、「これってあのブランドの指輪?」「今すごくはやっている指輪だよね?羨ましい!!」と言ってくれること間違いありません。あらゆるメディアでも取り扱われている話題の指輪であれば、褒められるたびに鼻高々になってしまうかもしれません。
一方でデメリットは、どんな流行にもはやりすたりがあることです。たとえ今は最先端のデザインであったとしても、いつかは時代遅れとなってしまう可能性が高いのは言うまでもありません。自分自身がそのデザインを心から気に入って選んだのなら構いません。しかし、「はやっているから」「友人に自慢できるから」という理由で選んだのであれば、別のトレンドが現れた時に自分の指輪に対する愛着がなくなってしまう可能性があります。結婚指輪はパートナーと一緒に身に着けて、長く愛用していくものです。くれぐれもトレンドだけで選ぶのはやめておきましょう。
流行の指輪も素敵ですが、アンティークのデザインはシンプルでもデザイン性が高くて飽きがこないのでおすすめです。