結婚指輪は一生の買い物なので、どれを選べばいいか迷ってしまいがちです。結婚指輪の素材としてプラチナやゴールドが一般的ですが、実はそれ以外にも利用されている素材はあります。ここではそれぞれシルバー、ステンレス、チタンの結婚指輪を選ぶメリットとデメリットについて紹介します。

目次

シルバーの結婚指輪

メリット

シルバーの結婚指輪を選ぶメリットは3つあります。1つ目は、価格がリーズナブルなことです。シルバーもゴールドやプラチナと同じ貴金属ですが、シルバーは比較的安価で購入することが出来ます。2つ目は、加工しやすいことです。シルバーは素材がやわらかく変形しやすいため、デザインの幅が広く、細かい細工を施すことも可能です。2人だけのオリジナルのデザインに挑戦でき、結婚指輪の特別感が生まれます。3つ目は、強い輝きを放つことです。シルバーの可視光線の反射率は98%と高く、磨けば磨くほど輝きが増します。

デメリット

シルバーの結婚指輪を選ぶデメリットは2つあります。1つ目は、変色しやすいことです。シルバーの変色を防ぐために、入浴や海水浴の際と塩素系の漂白剤や消毒液を使う時は出来るだけ外しておくようにしてください。身に着けた後は眼鏡拭きなどの柔らかい布で優しく拭いてお手入れします。専用のクロスを使用すれば、ちょっとした変色なら落とすことも可能です。2つ目は、変形しやすいことです。シルバーの柔らかさには加工しやすいというメリットもある反面、傷つきやすいので注意が必要です。なるべくものの下敷きにしたり硬いものにぶつけたりしないようにしましょう。中には、シルバーに銅を混ぜたり、コーティングを施したりするといった工夫でシルバーの強度を高めているものもあります。

ステンレスの結婚指輪

メリット

ステンレスの結婚指輪を選ぶメリットは2つあります。1つ目は、変色しにくいことです。ステンレスは錆びにくく黒ずみにくいので、きれいな状態を長く保っていくことが出来ます。一生ものの結婚指輪にはピッタリです。2つ目は、強度が高いことです。傷つきにくいので、毎日ずっとつけておきたい場合などに適しています。

デメリット

ステンレスの結婚指輪を選ぶデメリットは、サイズ直しが難しいことです。ステンレスは強度が高い分、加工を施すのが難しいという特徴もあります。将来指輪のサイズを変える可能性がある場合や、細かい細工が施したい場合には適しているとは言えません。しかし、ブランドによってはステンレスの指輪のサイズ直しを受け付けているものもあります。また、指輪自体の加工が難しい場合は、装飾によってオリジナリティを出すことも可能です。

チタンの結婚指輪

メリット

チタンの結婚指輪を選ぶメリットは2つあります。1つ目は、軽いことです。チタンの結婚指輪の重さは、一般的なプラチナやゴールドのものの3分の1と、非常に軽いのが特徴です。つけ心地が良いため、指輪をはめることにあまり慣れていない場合に最適です。2つ目は、色のバリエーションが豊富なことです。チタンは酸化被膜による発色が可能で、鮮やかで美しい色の表現につながっています。同じ酸化被膜による発色が可能な素材の中でもジルコニウムがより発色が美しく、色の変化が起こりにくいですが、チタンの方が安価で購入することが出来ます。

デメリット

チタンの結婚指輪を選ぶデメリットは、硬いことです。チタンは強度が高く変形しにくい素材ですが、角が指にくいこむと痛みを感じてしまいます。店舗によっては、指輪の角を出来る限り落とし丸みをもたせて、痛みを感じないよう工夫されています。

2人の希望に合ったものを

このように、結婚指輪の素材にはプラチナやゴールドだけでなく、シルバーやステンレス、チタンとたくさんの種類があります。価格や実用性、デザインなどを総合的に比較して、2人の希望に一番合うものを選びましょう。

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